熊本市内の保育園 保育士が園児に不適切行為の疑い 市が調査

熊本市内の保育園で、ことし4月以降、50代の保育士が園児の服の襟元を引っ張ったり、スリッパを投げたりするなど、不適切な行為をしていた疑いがあるとして、市などが調査を行っていることがわかりました。

熊本市によりますと、ことし4月以降、市内の私立保育園に勤務する50代の女性保育士が、園児の上着の襟元を引っ張ったり園児に向かってスリッパを投げたりするなど不適切な行為をしていた疑いがあるということです。

先月、園児の保護者から市に電話で相談が寄せられ、市の担当者がこの保育園の関係者から聞き取りなどを進めているということです。

市によりますと、この保育士は、園の聞き取りに対して「園児を危険から回避させ、静かにさせるためだった」などと説明しているということです。

市は、この保育園からの報告を踏まえて、今後、行政指導も検討していくということです。