野鳥から高病原性の鳥インフルエンザ検出 県内で今シーズン初

今月、八代市で衰弱した状態で見つかったセグロカモメから高病原性の鳥インフルエンザが検出されました。
県によりますと、県内で野鳥から鳥インフルエンザの感染が確認されたのは今シーズン初めてです。

県によりますと、高病原性の鳥インフルエンザが検出されたのは、今月1日、八代市の道路脇で衰弱している状態で見つかったセグロカモメです。

この鳥はその後、死に、環境省が遺伝子検査を行ったところ、高病原性の鳥インフルエンザが検出されたと、11日、連絡があったということです。

県内で野鳥から鳥インフルエンザの感染が確認されたのは今シーズン初めてです。

環境省は、野鳥が回収された場所の半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」に指定し、県が監視を強化しています。

県によりますと、半径3キロ以内にある養鶏場で異常は確認されておらず、出入り口の消毒の徹底など引き続き必要な対策をとるよう注意を呼びかけたということです。