“川下りの観光船の修理に” 人吉市の高校生が「舟くぎ」贈る

日本3大急流のひとつ、球磨川の川下りに使われる観光船の修理などに役立ててもらおうと、地元の高校生たちが手作りの「舟くぎ」を運営会社に贈りました。

「舟くぎ」を贈ったのは、人吉市の球磨工業高校機械科の3年生の10人です。

14日は、生徒たちが人吉市にある「球磨川くだり」の拠点施設を訪れ、運営会社の担当者に長さ15センチほどの「舟くぎ」合わせて100本を贈りました。

「舟くぎ」は、神社や仏閣など日本古来の建築物に使われてきた「和くぎ」の一種で、生徒たちはことし4月から毎週、授業でこのくぎを作ってきたということです。

このあと、生徒たちは先輩たちが在学中に贈った「舟くぎ」を使って新しく作られた川舟を見学したり、川舟に乗って人吉城跡近くの球磨川を遊覧したりしました。

「舟くぎ」を作った男子生徒は「球磨川の川下りは、人吉の観光のシンボルです。人吉が早く復興してほしいとの思いを込めて作りました」と話していました。

「球磨川くだり」の藤山和彦運航管理課長は「寄贈していただいた『舟くぎ』は舟の修理や修復、それに新しい舟を作るときに活用させていただきたいと思います」と話していました。