高校サッカー県大会 大津が熊本商破り3連覇 全国大会出場へ

全国高校サッカー選手権の熊本県大会の決勝が11日行われ、大津が熊本商業を破り、3年連続での全国大会出場を決めました。

11日、熊本市中央区の水前寺競技場で行われた全国高校サッカー選手権、熊本県大会の決勝は、3連覇をかけた大津と熊本商業が対戦しました。

前半、主導権を取った大津が24分に先制。

一方、後半は熊本商業が攻め込み、同点に追いつきます。

しかし、後半のアディショナルタイムに大津がPKを獲得。

これを決めて2対1で熊本商業を破り、3年連続、20回目の優勝を果たしました。

大津のサッカー部は、1年生だった男子部員が全裸で土下座をさせられて写真を撮られるいじめを受けたことが明らかになり、先月7日から22日まで、活動を休止していました。

大津の宮崎祐介監督は「活動を自粛していた期間は、部内で改善が必要な点について、選手全員で話し合いながら過ごしてきた。きょうは難しい試合だったが、なんとか点を決めてくれた選手たちをたたえたい」と話していました。

大津は、来月28日に開幕する全国高校サッカー選手権大会に出場します。