米ホテルチェーンなどのホテルが阿蘇市の道の駅そばで開業

アメリカのホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」などが手がけたホテルが阿蘇市の道の駅のすぐそばに、6日オープンしました。

オープンしたのはアメリカのホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」と日本の住宅メーカー「積水ハウス」が共同で手がけた「フェアフィールド・バイ・マリオット・熊本阿蘇」です。

6日はオープニングセレモニーが行われ、関係者がテープカットをするなどして開業を祝いました。

このホテルは「道の駅阿蘇」とJR阿蘇駅のすぐそばに建設されていて、道の駅を拠点に阿蘇山や大観峰など観光地をまわったり、道の駅に売られている地元の特産品を楽しんでもらったりすることをコンセプトとしています。

建物は5階建てで客室は93室あり、阿蘇五岳が一望できる部屋もあります。

館内にレストランはないほか、浴室にはバスタブを設けておらず、周辺の飲食店や阿蘇の温泉施設を利用してもらうことで地域経済の活性化につなげたいとしています。

「マリオット・インターナショナル」のカール・ハドソンさんは「阿蘇には、旅行者が楽しめるアトラクションや観光地、あか牛などのグルメが多くあります。阿蘇の道の駅周辺はホテルを建てるのに完璧な場所でした。地元のコミュニティーと協力して多くの観光客を連れてくることで、阿蘇のにぎわいにつなげていきたい」と話していました。