豪雨被災の球磨村と北海道の小学生がオンラインで交流

3年前の豪雨で被災した球磨村と、北海道の小学生がオンラインで交流し、互いの地域の魅力を紹介しました。

3年前の7月の豪雨で被災した球磨村の地域貢献に取り組む東京の企業が企画し、2日は社会科で全国各地の自然や魅力などを学んでいる球磨村の2つの小学校と、北海道上士幌町の小学校の5年生あわせて41人がオンラインで交流しました。

子どもたちは2つのグループに分かれ、このうち球磨村について日本の棚田100選にも選ばれている「松谷棚田」や九州最大級の鍾乳洞「球泉洞」などの魅力を紹介していました。

また、豪雨災害を振り返り、「球磨川の水があふれて私たちが通う小学校も被災しました。村には7階建ての災害公営住宅が完成しましたが、今も仮設住宅に住んでいる方がたくさんいらっしゃいます」と説明しました。

参加した球磨村の渡小学校の女の子は「冬は気温がマイナス25度になり、腰の高さまで雪が積もると聞いてびっくりました。スキー場があってうらやましいです」と話していました。

球磨村の一勝地小学校の男の子は「ふるさとの魅力を伝えたり、北海道の魅力を知ることができてよかったです」と話していました。