逃げたイグアナ 飼育の住宅から2キロほどの場所で見つかる

熊本県あさぎり町で逃げ出していた体長およそ2メートルのペットのイグアナが22日午後、およそ1か月ぶりに飼育されていた住宅から2キロほど離れた場所で見つかりました。

あさぎり町須恵の住宅で先月17日ごろ、ペットとして飼育されていた体長およそ2メートルの「グリーンイグアナ」が逃げ出し、警察などが捜索を続けていました。

逃げ出してから1か月余りがたつ中、22日午後2時ごろ、飼育されていた住宅から2キロほど離れた隣の多良木町の県道で、通りかかった男性から「イグアナを見た」という通報があり、駆けつけた警察官や町の職員が付近の木の上にいたイグアナを発見したということです。

捕まえる際には木から降りてやぶのなかに逃げ込んだということですが、毛布と網を使って確保され、飼い主に届けられたということです。

警察によりますと、イグアナが逃げ出したあと、危害を加えられたなどといった連絡は入っていないということです。

イグアナの飼い主の60代の女性は「大変お騒がせして申し訳ありません。皆さんが探してくださったおかげで、発見していただけました。今後はイグアナが逃げ出さないよう、しっかり飼育していきます」と話していました。