女子中学生にみだらな行為 熊本市立中学校の講師を懲戒免職

熊本市立の中学校に勤務する講師が、女子中学生にみだらな行為をしたとして、懲戒免職になりました。

懲戒免職になったのは、熊本市立白川中学校の沖田晃宗講師(27)です。

熊本市教育委員会によりますと、ことし3月から6月にかけて勤務先とは別の中学校の女子生徒に対してみだらな行為をしたなどとして先月、熊本県と長崎県の少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されるなどして、その後、熊本簡易裁判所に罰金50万円の略式命令を受けたということです。

これを受けて市教委は、沖田講師を15日付けで懲戒免職にしました。

市教委の聞き取りに対し、「我慢できなかった。被害を与えてしまった生徒に『自分のせいで迷惑をかけて申し訳ありません』と伝えたい」と話しているということです。

熊本市教育委員会の上村清敬教職員課長は、「教育への信頼や期待を裏切る行為であり、大変申し訳ありません。再発防止に向けて、改めて教員としての自覚を促すような研修を徹底したい」と話しています。