熊本と香港を結ぶ定期便 12月から運航へ

熊本県の蒲島知事は、13日開会した定例の県議会で、ことし12月から熊本と香港を結ぶ定期便の運航が始まることを明らかにしました。

県によりますと、12月から運航を開始するのは香港の大手航空会社「香港航空」で、火曜、木曜、土曜の週3往復の予定です。

熊本と香港を結ぶ定期便は、7年前まで香港航空が運航してきましたが、熊本地震の後、事実上撤退していました。

その後は香港のLCC=格安航空会社の「香港エクスプレス」が運航していましたが、新型コロナの影響を受けて、2020年の3月から止まっていました。

蒲島知事は「スムーズに香港とつながることは熊本県にとってとても大きなことだと思います」と述べました。

香港線の運航が始まれば、熊本空港の国際線の定期便は韓国のソウル線と台湾の台北線に加え3路線目となります。