八代市の造園業者の団体 学校などの樹木を無償で点検

八代市の造園業者がつくる団体が、地元の幼稚園や学校にある樹木の状態を無償で見て回りました。

この取り組みは、八代市内の造園業者9社でつくる八代市造園防災協議会がことし初めて行いました。

協議会のメンバー10人が地元の幼稚園と小中学校、あわせて12か所を訪れました。

メンバーは運動場の周りに植えられている、桜やクヌギなどの木を念入りに見て回り、傷ついたり腐ったりして、倒木や枝が折れる危険性がないか点検していました。

また、伸びた枝が近くの電線に接触しそうになっていないか、歩道にはみ出していないかなどもチェックしていました。

今回の点検結果は八代市にも報告され、事故につながる危険性が高い樹木については伐採や剪定を行うということです。

点検作業に立ち会った、八代市教育施設課の川西政裕主任は「樹木のプロの方々に無償で点検していただき、とてもありがたいです。この結果をもとにして、木の適切な維持管理と子どもたちの安全のために、対策を講じていきます。」と話していました。