宇土市の粟嶋神社の新本殿が完成 旧本殿の約6倍の広さ

毎年多くの参拝客が訪れる宇土市の粟嶋神社の新しい本殿が完成し、竣工式が行われました。

宇土市の粟嶋神社は安産や無病息災の御利益があるとされ、高さ30センチほどの小さな鳥居のくぐり抜けには年間30万人が訪れます。

神社では儀式や神楽の奉納などを行う従来の本殿が手狭となったため、おととし10月から新しい本殿の建設を進めていました。

5日の竣工式には工事関係者や地元住民などおよそ100人が参加し、玉串をささげて完成を祝いました。

新しい本殿は木造平屋づくり、床面積は旧本殿のおよそ6倍となる330平方メートルあります。

大型のエアコンが4基設置され、参拝客が快適に過ごせるようになっています。

粟嶋神社の本田修宮司は「無事に完成を迎えられて、とてもうれしく思っています。今月から新しい本殿での祈願を受け付けていますが、冷暖房完備ということもあって、参拝された方々からも好評です」と話していました。