特産「吉野梨」ゆうパックの出荷始まる 熊本 氷川町

氷川町の特産「吉野梨」の「ゆうパック」での出荷が、26日から始まりました。

氷川町では70軒の農家が「幸水」や「豊水」など5種類の「吉野梨」を生産していて、日本郵便の宅配便、「ゆうパック」での全国発送を行っています。

初出荷となる26日、氷川町の果実選果場で開かれた式典には、地元のJAの関係者などおよそ20人が出席し、はじめに藤本一臣町長が、「ことしも多くの人に喜んで頂けることを期待しています」とあいさつしました。

このあと、初出荷となる梨が入った化粧箱265箱が車に積み込まれ、関係者に拍手で見送られながら出発していきました。

JAやつしろによりますと、ことしは天候や災害による影響もなく、実の大きさや味ともに良好な仕上がりとなっていて、9月末までに全国に向けておよそ2700箱の出荷を見込んでいるということです。

八代郵便局の岡聖久局長は「農家の人たちがていねいに育ててきた吉野梨を直接、皆さんにお届けできることを、とてもうれしく思っています」と話していました。