姉妹都市の鹿児島・指宿市の中高生と交流 人吉市

熊本県人吉市と姉妹都市の鹿児島県指宿市からジュニアリーダーとして活動する中学生と高校生が訪れ、川をゴムボートで下るなどして地元の子どもたちと交流しました。

人吉市と指宿市は、昭和54年に姉妹都市となって以来、毎年、子どもたちが交互に訪れて交流していましたが、新型コロナや豪雨災害の影響で去年まで3年続けて中止となっていました。

ことしは4年ぶりに25日から2日間の日程で「子ども会交歓会」が開かれ、指宿市からは中学生と高校生の8人が、人吉市からは中学生と高校生の11人が参加しています。

お迎え式では、人吉高校2年生の迫田さくらさんが「人吉市のことをもっと知ってほしい、楽しんでほしいという思いで計画しました。笑顔いっぱいの2日間にしましょう」と歓迎の言葉を述べました。

このあと子どもたちは人吉市から球磨村までの球磨川、およそ4.5キロをラフティング専用のゴムボートで下りました。

指宿市の開聞中学校2年生の吉田夕芽さんは「人吉市の災害についてよく学んで将来に生かしたいです」と話していました。

26日は、3年前の豪雨で被災した人たちから当時の状況について話を聞くということです。