球磨工業高校の生徒たちが指導 親子木工教室

工業高校で建築を学んでいる生徒たちから、小学生と保護者が縁台の作り方を教えてもらう「親子木工教室」が、人吉市で開かれました。

この教室は、もの作りを通して親子のきずなを深めてもらおうと、球磨工業高校建築科の生徒たちが地元の小学5年生と6年生、その保護者に向けて開きました。

22日は親子18組、36人が参加して、高校生の指導を受けながら地元産のスギ板などをのこぎりで切ったり、くぎを打ち付けたりして縁台を作りました。

縁台は高さ30センチ、長さ95センチ、幅35センチで、親子は協力しながら組み立て作業まで行いました。

参加した6年生の母親は「親子木工教室ではいろいろな木工品を作る楽しさがあります。縁台はバーベキューなどで使いたいと思います」と話していました。

また、5年生の男の子は「のこぎりで切ったり、くぎをトントントンと打ったりしたのが楽しかったです。何に使うかはまだ考え中です」と話していました。