ラジオ体操の普及に貢献 合志市のグループを表彰

ラジオ体操の普及に貢献したとして、20年余りにわたりラジオ体操を続けている合志市のグループがラジオ体操優良団体に選ばれ、表彰式が行われました。

ラジオ体操優良団体の表彰は、NHKや生命保険会社などが合同で毎年、ラジオ体操の普及に貢献した団体や個人に対し行っていて、地方表彰の部ではことしは全国44の団体に贈られました。

このうち熊本県内では、合志市の「妙泉寺公園ラジオ体操の会」が受賞しました。

20年余りにわたり地元の人たち40人ほどがほぼ毎朝、公園でラジオ体操に取り組んでいます。

21日朝は小学生200人余りを含む、地元の子どもからお年寄りまでおよそ400人が公園の広場に集まり、ラジオから流れる音楽に合わせてきびきびと体を動かし汗を流していました。

毎朝、ラジオ体操に参加している80代の女性は「一人暮らしなので、毎朝のラジオ体操が外に出て人に会うきっかけになっていいです」と話していました。

このあと表彰式が行われ、生命保険会社の代表から体操の会の代表の東海三さんに表彰状が手渡されました。

東さんは「きょうも元気に過ごしましょうと地元の人たちと声をかけ合う機会にしたいと毎朝続けてきました。高齢者が多いですがこれからも続けていきたい」と話していました。