小国町で床下浸水

今回の大雨で、熊本県内では1日午後3時半現在、小国町で床下浸水が確認されています。

小国町北里では、住宅と店舗を兼ねた建物の近くにある小さな水路が増水し、床下まで泥や水が流れ込みました。

住民の男性によりますと、このあたりでは30日の午前中から雨が強まり、1日午前5時ごろには自宅の横の道が川のようになっていたほか、ふだんは10センチほどの水路の水位が、1メートル以上に増水していたということです。

この建物は1階が店舗、2階が住宅となっていて、男性は地下に物品を置いていますが、そこにはガラスが割れたり土砂が流れ込んだりしているということです。

この住宅に暮らす佐藤誠司さんは「雨の量がふだんの雨よりも多く、みるみるうちに水かさが増してきました。3年前の7月の水害の時よりも速かったように思います。土砂の流入は想定しようがなく、どうしようかと感じです」と話していました。