北口和皇元熊本市議を公職選挙法違反の罪で起訴 熊本地検

ことし4月に行われた熊本市議会議員選挙で、自身への投票を呼びかける、法律で認められていない文書を有権者に配ったとして、元議員で65歳の候補者が、公職選挙法違反の罪で起訴されました。
警察によりますと、調べに対し、黙秘しているということです。

起訴されたのは、元熊本市議会議員で、熊本市中央区の北口和皇被告(65)です。

起訴状などによりますと、ことし4月に投開票が行われた熊本市議会議員選挙で、自身への投票を呼びかける、法律で認められていない文書の入った封書合わせて35通を有権者に配ったとして、公職選挙法違反の罪に問われています。

警察によりますと、調べに対し、黙秘しているということです。

この熊本市議選で北口元議員は落選しました。

また、ともに逮捕された60代の運動員について熊本地方検察庁は処分保留のまま釈放し、今後、任意で捜査することにしています。

このほか、この事件をめぐっては、選挙を支援していた60代から80代の男女3人が、文書を封筒に入れる作業や発送する作業を手伝っていた疑いがあるとして、書類送検されています。