高校野球九州大会で初優勝 有明高校の選手が荒尾市役所で報告

先月行われた春の高校野球九州大会で初優勝した有明高校の野球部の選手たちが地元の荒尾市役所を訪れ、優勝を報告しました。

荒尾市にある有明高校の野球部は、先月、熊本県で行われた春の高校野球九州大会の決勝で大分舞鶴高校に16対3で勝って、春と秋を通じて九州大会で初めての優勝を果たしました。

15日はキャプテンの山下登阿選手などが地元の荒尾市役所を訪れ、浅田敏彦市長に優勝を報告しました。

浅田市長が「九州大会での優勝おめでとうございます。みなさんの活躍をうれしく思っています。夏の県予選も甲子園を目指してチーム一丸となってがんばってください」と激励しました。

これに対して、山下選手が「去年の秋は熊本大会の初戦で敗れ、チームがバラバラでしんどい思いをしました。話を聞いてくださるコーチや頼れるチームメートがいて春の大会で優勝といういい結果が出ました」と述べました。

報告のあと、山下選手は「地域の人から激励の声をたくさんもらったので感謝の気持ちでいっぱいです。九州大会では相手チームのいいところを吸収しようと臨んだので、試合ごとに反省し、一つ一つ課題を克服していったのが優勝という結果につながったと思います。夏の県大会を制して、甲子園初出場と初勝利を達成できるようがんばりたい」と話していました。