熊本地震の補助金詐欺事件 約3000万円不正に受け取ったか

熊本地震の補助金をめぐる詐欺事件で、逮捕された食品製造会社の代表らが不正に受け取っていた補助金は、少なくともおよそ3000万円にのぼることが、関係者への取材で新たにわかりました。

菊池市の食品製造会社「ベルクミート」の代表取締役、平江龍一容疑者(63)と、監査役、山田容子容疑者(53)の2人は2019年、7年前の熊本地震で被災した豚舎の工事代金を水増しして申請し、菊池市などから補助金を不正に受け取ったとして、今月13日、詐欺の疑いで熊本地方検察庁に逮捕されました。

関係者によりますと、豚舎の工事は複数の自治体で行われ、このうち菊池市の豚舎は、2019年4月に完成していたということです。

また、水増しした工事代金を申請して不正に受け取った補助金は、少なくともおよそ3000万円にのぼることが、関係者への取材で新たにわかりました。

熊本地検は、捜索で押収した資料を分析するなど、実態の解明を進めているものとみられます。

熊本地検は、捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。