大津町の道の駅で新サービス実施へ スマホで買い物商品は配送
大津町の道の駅で、スマートフォンで買い物をして、商品を自宅などに配送してもらえる新たなサービスが実施されることになり、24日、報道機関などに向けた説明会が開かれました。
大津町にある「道の駅大津」は、阿蘇方面へのバイクのツーリング客を中心に年間130万人が利用しています。
この道の駅では、バイクに乗せられる荷物の量が限られて、買いたいものをなかなか買えないなどの声が寄せられたことから、道の駅の運営会社とIT企業が共同でこうした声に応えるため、新たなサービスを始めることになりました。
24日は、地元の肥後おおづ観光協会がこのサービスについて報道機関などに向けた説明会を開きました。
新しいサービスでは、スマートフォンにアプリをインストールする必要がなく、商品の値札に記載されているQRコードを読み込むだけで買い物ができるということです。
購入した商品は、自宅などに配送してもらえるので、道の駅にとっては業務負担の軽減につながるということです。
肥後おおづ観光協会の田中令児専務理事は、「とても便利に買い物ができるのでライダーの方をはじめ、いろいろな方に利用して頂きたい」と話していました。
このサービスは、ことし4月から実施されるということで、今後は県内各地の道の駅などに広げていきたいとしています。