紀子さまが熊本城とハンセン病療養所菊池恵楓園を視察される
秋篠宮妃の紀子さまが、15日、熊本地震からの復興が進む熊本城と、合志市にあるハンセン病療養所菊池恵楓園を視察されました。
紀子さまは熊本市で行われた結核予防全国大会に出席するため、14日から熊本に入り、15日は午後から地震からの復興が進む熊本城を視察されました。
紀子さまは国の重要文化財である宇土櫓を見学し、担当者から地震による内部の被害などについて説明を受けられました。
そしておととし復旧工事が終わった天守閣を訪れ、阿蘇山などの風景を見たほか、天守閣については「中の展示が非常に見やすいですね」と感想を述べられたということです。
このあと紀子さまは、合志市に移動し、国立ハンセン病療養所菊池恵楓園を訪れました。
紀子さまは資料館を訪れて、ハンセン病や園の歴史などについての展示を見たあと、納骨堂を訪れ、花を供えられました。
その後、紀子さまは入所者と交流し、体を気遣う言葉をかけられていました。
紀子さまを案内した菊池恵楓園の箕田誠司園長は「紀子さまの温かい人柄で入所者に柔らかく接していただきました。入所者にとっても良い時間だったと思います」と話していました。