ひな人形やひな飾りが1800点展示 氷川町まちつくり酒屋

さまざまな時代のひな人形やひな飾りおよそ1800点を集めた展示会が、氷川町で開かれています。

この催しは、氷川町の観光交流施設、「まちつくり酒屋」が毎年、この時期に開いています。

会場には江戸時代から平成にかけて作られたひな人形やひな飾りおよそ1800点が展示されています。

ひな人形などは熊本県内の家庭から借り受けて展示されているもので、このうち江戸時代に製作されたとされる高さ7センチの小ぶりなひな人形は、卵の殻を使って顔と体が作られています。

また、御船町に住む90代の女性が趣味で製作したひな人形は、ことしの干支でもあるうさぎをモチーフにしていて、手作りならではの素朴なかわいらしさと温かみが感じられます。

このほか小さな手まりや人形を糸でつないで、天井から吊りさげる色鮮やかなひな飾りも展示されています。

熊本市から訪れた20代の女性は「初めて見に来ましたが、こんなにいろいろなものがあるとは知らなかったので、とても新鮮で驚きました」と話していました。

また、益城町から訪れた60代の女性は「どのひな人形もかわいくて、たくさん写真を撮りました。孫に見せてあげようと思っています」と話していました。

この展示会は、来月26日まで氷川町の「まちつくり酒屋」で開かれています。