特産トマトで「ポン酢しょうゆ」地元企業が開発 八代市

熊本県の八代地域で取れた特産のトマトなどを使った真っ赤な「ポン酢しょうゆ」を地元の企業が開発し、関係者が市長に報告しました。

八代市役所を訪れたのは、地元の商品企画会社の社長で、この会社は市と連携して、特産の農産物を活用した新商品の開発を去年10月から進めてきたということです。

新商品は真っ赤な色をしたポン酢しょうゆ、その名も「ロゼポン」で、規格外のトマトを乾燥させて一晩漬け込んだものや無農薬で育てた根菜「ビーツ」の煮汁、レモンの果汁を加えるなどして作られています。

試食した八代市の中村博生市長は「あっさりしているので、料理の味を引き立ててくれて、とてもおいしかった。今後のチャレンジにも期待しています」と話していました。

この商品は、今月28日からインターネットで、来月中旬からは、八代市内の飲食店などでも販売される予定だということです。

この商品を開発した会社の日隈志郎社長は「自信を持っておすすめできる、おいしい商品ができました」と話していました。