カキ小屋 営業始まる 旬のカキ求める人でにぎわう 八代市
熊本県沖の八代海で養殖された旬のカキを提供する「カキ小屋」が今シーズンの営業を始め、多くの客でにぎわっています。
八代市の鏡町漁協が8年前から運営しているカキ小屋「鏡オイスターハウス」は、ことしも今月13日から営業を始めました。
17日は、午前10時の開店とともに、熊本県内だけでなく福岡県や宮崎県から家族連れなどが次々に訪れ、用意された70人分の客席は10分ほどで満席になりました。
訪れた人たちは、八代海で養殖され、身の大きさが6センチほどに成長したマガキを炭火で焼き、濃厚な味やプリプリした食感を存分に楽しんでいました。
鏡町漁協によりますと、ことしのカキは、赤潮などの影響もほとんどなく生育は順調で、およそ4トンの水揚げを見込んでいるということで、カキ小屋は来年3月いっぱいまで営業する予定です。
熊本市から訪れた60代の男性は「毎年、来ていますが、ここのカキは格別においしいです。ほかの地域のカキとは、ものが違います」と話していました。
また、八代市の60代の女性は「初めて食べましたが、ジューシーでとてもおいしくてびっくりしました。友人を連れて、また食べに来ようと思います」と話していました。