オミクロン株の変異ウイルス「XBB」熊本県内で初めて確認

熊本県は「XBB」と呼ばれる新型コロナウイルスのオミクロン株の新たな変異ウイルスが、県内で初めて確認されたと発表しました。

県によりますと「XBB」の感染が確認されたのは、熊本市内の医療機関を受診し先月16日に陽性が確認された1人で、県と熊本市が行っているゲノム解析で判明したということです。

解析は陽性者の検体の中から無作為に抽出して行っているためこの1人の行動履歴はわからないということです。

熊本県によりますと「XBB」は、先月24日時点で21都府県で確認されていますが、県内での確認は初めてとなります。

県は「『XBB』は感染力が高く、免疫が効きにくい可能性があるものの、適切なマスクの着用や手洗い、それに換気など基本的な感染予防対策が有効なので徹底してほしい」と呼びかけています。