藤崎八幡宮「神幸行列」3年ぶり実施 23日は交通規制へ

今月23日に熊本市で予定されている藤崎八旛宮の秋の例大祭、最大の呼び物「神幸行列」が3年ぶりに実施され、早朝から大規模な交通規制が行われます。

熊本市中央区にある藤崎八旛宮の秋の例大祭、最大の呼び物で、武者姿の人たちが飾り馬と街を練り歩く「神幸行列」は先月、台風の影響で延期され、今月23日に実施される予定です。

これに伴い、藤崎八旛宮の周辺一帯では午前5時から午後7時まで、車両の通行が禁止されます。

また熊本中央警察署周辺から、行列の目的地となる新町の「御旅所」までの一帯では、午前5時から午前11時にかけて行列が通過する時間に合わせ、車両の通行ができなくなります。

その後、行列が藤崎宮に戻る「夕随兵」では、午後1時から午後6時にかけて、「サクラマチクマモト」の一帯や白川公園までの一帯にかけて随時、車両の通行が禁止されます。

警察は「熊本市内の中心街付近では、相当の渋滞が予想される。余裕を持った行動をお願いしたい」と呼びかけています。

詳しい交通規制の内容は、県警察本部のホームページで確認できます。

神幸行列が行われる23日、市電と熊本電鉄は混雑へ対応するため、便を増便して運行予定です。

一方、路線バスは各社とも道路の交通規制のため大幅な遅れが予想されるとしています。

また車両は通行が規制されますが、歩行者は行列などを遮らない形で見学することができます。