熊本市の男性はいじめによる不登校と認定 委員会が報告書

熊本市の23歳の男性が高校時代にいじめを受けて不登校になり、転校を余儀なくされた問題で、当時のいじめについて調査している委員会がいじめを認定し、不登校との関連があったとする報告書をとりまとめたことが関係者への取材でわかりました。

熊本市の23歳の男性が7年前、県立東稜高校に通っていた際、同級生からいじめを受けて不登校になり、転校を余儀なくされた問題では、弁護士などによる調査委員会が当時の教職員や生徒らに聞き取りを行うなどして調査してきました。

そして調査委員会はこれまでに、複数の同級生によるいじめを認定し、不登校との関連があったとする報告書をとりまとめたことが関係者への取材でわかりました。

報告書では男性のバッグや机にマヨネーズやしょうゆをかけたり、縮毛をからかったりするなど複数の行為をいじめと認定し、男性が被害を訴えて、長期間、欠席していたことからいじめと不登校に因果関係があるとしています。

平成25年に施行された「いじめ防止対策推進法」に基づく調査委員会が、いじめによる不登校の事案でいじめと認定するのは県内の県立学校で初めてです。

調査委員会は3日、高校と男性に対し報告書の内容を説明するほか、記者会見で結果を公表することにしています。