八代海の赤潮で養殖魚21万匹が死亡 被害は更に拡大のおそれ

熊本県の八代海で、養殖されている魚が赤潮が原因で死んでいるのが見つかった問題で、県は、これまでの被害がトラフグやマダイなど、およそ21万匹に上ると発表しました。
県では、被害がさらに拡大するおそれがあるとしています。

八代海では、「カレニアミキモトイ」というプランクトンが大量に発生して赤潮となり、熊本県は先月27日から警報を出しているほか、今月8日に危機管理対策本部を設置して対応にあたっています。

県によりますと、12日までに上天草市や津奈木町、芦北町でトラフグが9万匹、マダイが7万6000匹、マアジが2万5000匹など、養殖した魚、合わせて20万9600匹の被害が確認されました。

被害額は調査中だということです。

県などが12日、八代海を調べたところ、現在も広範囲にわたって、赤潮の濃い色あいが確認されているということです。

今回のプランクトンは、25度以上の環境で特に増殖しやすいことから、県では今後、赤潮の被害はさらに拡大するおそれがあるとしています。

熊本県では2015年にも、「カレニアミキモトイ」の赤潮で、魚などに2800万円の被害が出ています。