津奈木町の八代海 養殖のトラフグが赤潮被害 不安の声が

津奈木町の八代海で養殖されているトラフグが赤潮が原因で死んでいるのが見つかった問題で養殖業者からは被害の拡大などへの不安の声が聞かれました。

熊本県などによりますと、津奈木町の八代海で養殖されている1万8400匹のトラフグがいけすの中で死んでいるのが7日見つかり、県は危機管理対策本部を設置して対応を進めています。

八代海ではプランクトンが大量に発生して赤潮となり、県は先月27日から警報を出していました。

被害にあった養殖業者によりますと、これまでに調べた結果、当初県が算定したよりも多くのトラフグが赤潮が原因で死んでいるおそれがあるということです。

被害を受けたのは出荷を控えた3歳までのトラフグで、通常であれば、1匹あたり5000円から6000円程度で販売されるということです。

この業者は20万匹以上のトラフグを養殖しているということですが、12月に出荷するまで正確な被害の数がわからないということで、今後は赤潮を防ぐ粘土をいけすの周囲にまくなどして、対策を進めることにしています。

養殖業者の男性は、「ショックが大きすぎて、最初は死んだトラフグを見ることもできませんでした。被害の規模もわからないので、どれくらいが無事に残っているか、今後も仕事を続けられるのか、不安で仕方ありません」と話していました。