3333段の石段上り下り 7777回達成 八代の77歳男性
「日本一」とされる美里町の3333段の石段の上り下りを27年間続けてきた八代市の77歳の男性が7日、7777回目の上り下りを達成しました。
美里町の3333段の石段は、釈迦院という寺院に続く表参道にあり、標高差は610メートルにもなります。
八代市の久木田康弘さん(77)は、50歳の頃から健康づくりのため月に20回から30回のペースで石段の上り下りを続け、これまでに7776回達成していて、地元の市民グループによる番付でだんとつの“横綱”に君臨しています。
先月、77歳となったことから、7がそろう7月7日、7777回目の上り下りに挑戦しました。
入念に準備運動をして午前9時にスタートし、仲間が見守る中、1歩1歩踏みしめるように石段を上っていきました。
そして、1時間20分ほどかけて石段を往復し、無事7777回目を達成しました。
仲間から拍手で迎えられた久木田さんは、笑顔で応えていました。
久木田さんは「きょうの天気のように晴れ晴れとした気分です。27年も続けたことで、粘りと根性が身についたと思います。次は88歳になる年の8月8日に8888回目に挑戦したい」と話し、さっそく次の目標を見据えていました。