熊本の「白川大水害」から69年 被害伝えるパネル展

400人を超える死者や行方不明者が出た「白川大水害」からまもなく69年となるのを前に、当時の被害の様子などを伝えるパネル展が熊本市で開かれました。

これは、防災・減災活動に取り組むNPO法人が、「白川大水害」の教訓を伝えようと企画し、熊本市のアーケード街にパネルおよそ40点が展示されました。

昭和28年6月26日、市内を流れる白川が氾濫し、422人が死亡したり、行方不明になったりしました。

パネルでは、住民がボートで避難する様子や、激しい川の流れによって橋が崩れた状況などを写した写真が紹介されています。

また、氾濫した白川の濁流がアーケード街まで押し寄せる、シミュレーション映像が流されたほか、市内のハザードマップも展示され、通りがかった人が足を止めて、住まい周辺の浸水リスクを確かめるなどしていました。

白川流域リバーネットワークの佐嘉田進事務局長は「甚大な風水害が近年相次いでいるので、自分自身、家族をどうしたら守れるか、過去の水害を知ったり、ハザードマップを確かめたりして考えてもらいたい」と話していました。