阿蘇市の高原でスズラン見ごろ 釣り鐘状の花5万株が群生

標高800メートルの阿蘇市の高原で、スズランが白い花を咲かせ見ごろを迎えています。

阿蘇市の波野地区は国内で一番南のスズランの自生地として知られ、およそ1.6ヘクタールにわたって5万株のスズランが群生していて、毎年この時期に釣り鐘状の小さな白い花を咲かせます。

ことしも今月6日ごろに咲き始め、いま見ごろを迎えていて訪れた観光客が、葉の間に隠れるように咲く小さな可憐な花を写真におさめていました。

スズランは、主に北海道や東北などに分布するキジカクシ科の多年草で、県は近い将来、野生での絶滅の危険性が高いとされる「絶滅危惧IB類」に分類し、この自生地を自然環境保護地区に指定しています。

福岡県から訪れた女性は、「とても可憐でかわいくてほっこりしました。自然のなかに花がたっている可憐さがよいと思いました」と話していました。

スズラン自生地管理組合の釣井けい子組合長は「このスズランは自生地独特の花で、市販されているものとは違うと思うので、そのあたりを見てほしいです。ただ、柵の外にも咲いているので、踏まないよう気をつけて下さい」と話しています。

スズランの花の見ごろは今週いっぱいだということです。