梅雨明け 今後も猛暑日多くなる見込み 引き続き熱中症対策を

山梨県を含む関東甲信について、気象庁は18日、「梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
県内は今後も最高気温が35度以上の猛暑日が多くなる見込みで、引き続き熱中症への対策をとってください。

18日の県内は高気圧に覆われて晴れ、各地で気温が上がりました。
山梨県を含む関東甲信は、この先1週間も晴れる日が多い見込みで、気象庁は18日、「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
関東甲信の梅雨明けは、平年と比べて1日、去年と比べて4日、それぞれ早くなっています。
県内はきょう、午前中から気温が上昇し、日中の最高気温は甲府市で35.5度、甲州市勝沼で35.3度といずれも今月7日以来、11日ぶりの猛暑日となったほか南部町で34.1度、身延町切石で33.5度を観測しました。
県内は、19日以降も、甲府市で最高気温が30度以上の日が続く見込みで、特に、今月21日・日曜日からは、連日、35度以上の猛烈な暑さが予想されています。
甲府地方気象台は、引き続き、熱中症への対策をとるよう呼びかけています。

【熱中症の疑いで4人病院搬送】
消防によりますと、県内では18日午後5時の時点で10代から90代までの男女4人が熱中症の疑いで病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
このうち、甲府市小瀬町では10代の女性が高校野球の観戦中に全身の脱力感を生じて救急搬送されましたが、軽症とみられています。