「甲府七夕まつり」を前に学生がアーケード飾りつけ

来月、甲府市の商店街などで開かれる七夕の催しに向けて市内の学生たちがアーケードの飾りつけを行いました。

甲府市中心部にある「甲府銀座通り商店街」では、毎年7月に開かれる「甲府七夕まつり」にあわせてアーケードを飾りつけてきましたが、高齢化などによる人手不足のため15年ほど前から甲府商科専門学校の学生が飾りつけを手伝っています。
28日は2年生、およそ60人が参加してアーケードにつり下げる吹き流しに長さおよそ3メートルのテープや色とりどりの花の飾りを取り付けました。
1時間半ほどかけて作業を終えると60個余りの吹き流しを順番にロープで引き上げていきました。
吹き流しは、商店街に本格的な夏の訪れを告げるように風を受けて涼しげに揺れていました。
学生の1人は、「毎年このお祭りを楽しみにしていたので、飾りつけができてうれしいです。もっと若い人にお祭りに来てもらって、街の活性化につながればと思います」と話していました。
商店街で七夕の飾りつけを担当する中川良治さんは「学生に手伝ってもらって助かりました。多くの人に見てもらって、お祭りを楽しんでもらえればと思います」と話していました。
「甲府七夕まつり」は来月5日から3日間開かれ、吹き流しは8月中旬まで飾られます。