地域交流エリアオープンを前に報道陣に公開 南アルプス

南アルプス市に開業予定の会員制の大型スーパーの隣接地に今月末、地域交流エリアがオープンするのを前に、27日、報道陣に施設が公開されました。

南アルプス市では、市が出資して破産した「南アルプス完熟農園」の跡地に、来年春に会員制の大型スーパー「コストコ」が開業する予定で、その隣接地には今月30日、地域交流エリアがオープンします。
27日は施設のオープンを前に、報道陣向けに施設が公開されました。
施設の広さはおよそ3ヘクタールで、印伝やはんこ、ジュエリーなど山梨の伝統工芸品を販売する店や100種類余りのワイン、それにとれたての野菜を扱う農産物直売所など、山梨ゆかりの42の店が出店します。
また、自転車やキャンプなどを家族で楽しむことができる体験エリアも設けられていて、今後、毎月10日の朝と夕方には山梨の特産品などを販売する市場なども開くことにしています。
施設を運営する会社の竜澤恒社長は、「地元の方に愛され、山梨に県外の方が来た時に地元の人に連れてきてもらえるような施設にしていきたい」と話していました。