台湾の子どもたちが甲府市の小学生と交流深める

台湾の子どもたちが甲府市の小学校を訪れ、台湾のことばでじゃんけんをしたり、給食を一緒に食べたりして交流を深めました。

甲府市を訪れたのは、台湾の台北市にある小学校の4年生と5年生、合わせて15人で、山梨学院小学校の4年生70人余りと交流しました。
顔を合わせてまもない子どもたちでしたが、「小さな世界」の歌のメロディーに合わせて互いの手をタッチをする遊びをして、距離を縮めていきました。
このあと、校庭に出ると台湾のことばを使ったじゃんけん遊びが始まり、連続してじゃんけんに勝った台湾の児童は両手をあげて笑顔で喜んでいました。
そして、給食の時間になると6人ほどが一緒になって、枝豆ごはんや筑前煮などを味わい、子どもたちは覚えたての台湾のことばや英語で話しかけるなど、積極的に交流を深めていました。
台湾の児童は「じゃんけんでの遊びは、あまりやったことがなかったので特別な経験でした」と話したほか、「日本のみんなが優しかった。好きな食べ物などについて話すことができた」と話していました。
山梨学院小学校の児童は「緊張しましたがたくさんしゃべることができました。台湾のことを知ることができ貴重な経験になりました」と話していました。
台湾の子どもたちは、27日山梨県から東京に向かって観光などをしたあと、28日帰国するということです。