富士川町 窓口案内のAI搭載ロボット導入に向け実証実験

富士川町は、役場を訪れた人に窓口を案内するAIを搭載したロボットの導入に向けて、実証実験を行っています。

富士川町では、去年から新しい役場の庁舎での業務が始まり、訪れた人から手続きをする窓口の場所を聞かれることが増えたため、新たに窓口を案内するAIロボットの導入に向けて、今月から実証実験を行っています。
19日は報道機関に実験の様子が公開されました。
町の職員がロボットに手続きをしたい窓口を言葉で伝えると、自動で走行して窓口まで案内していました。
このロボットは、用件を伝えることでも、窓口を案内することができるということです。
富士川町政策秘書課の土橋学課長補佐は「窓口の問い合わせが集中し、業務が立て込むことがありましたが、今回の実験でロボットを導入してから案内することが少なくなり、効果が感じられます」と話していました。
富士川町は今月末まで行われる実証実験の結果を踏まえ、本格的な導入を検討することにしています。