中央道 死亡事故実況見分 上り線一部区間 今夜一時通行止め

中央自動車道は、ことし4月に起きた死亡事故について詳しく調べる実況見分のため、上り線の一部区間で6日、午後8時から3時間の通行止めを予定しています。
警察などは東京方面に向かうドライバーに対して、国道へのう回を呼びかけています。

甲州市の中央自動車道上り線の笹子トンネルでは、ことし4月、大型トラックが親子2人が乗る軽乗用車に追突し、1歳の男の子が死亡しました。
これまでの調べで軽乗用車はトンネルに入ったあと、何らかの原因で停車していたとみられていて、追突したトラックのドライバーは「考えごとをしていて前をよく見ていなかった」と供述しているということです。
警察は、6日、事故当時の状況を詳しく調べるため現場で実況見分を行うことになりました。
このため中央自動車道の上り線は、午後8時から午後11時までの3時間、勝沼インターチェンジと大月インターチェンジの間で通行止めを予定しています。
警察と中日本高速道路は、東京方面に向かうドライバーに対して国道20号線へのう回のほか、ホームページなどで最新の交通情報を確認するよう呼びかけています。