歯と口の健康週間 口腔ケアの大切さ呼びかけ 甲府

4日から始まった「歯と口の健康週間」に合わせて口腔ケアの大切さを理解してもらおうと山梨県歯科医師会が甲府駅前で歯ブラシなどを配りました。

国は、80歳まで自分の歯を20本保つための取り組み、「8020運動」を推進していて4日から今月10日までは「歯と口の健康週間」です。
これに合わせて県歯科医師会は、歯科衛生士を目指す専門学校生と協力して4日、JR甲府駅前で啓発活動を行いました。
通勤や通学で駅を利用する人たちに配られたのは、1本ごとに袋に入った歯ブラシです。
歯ブラシには口腔ケアは、虫歯や歯周病だけでなく、ウイルス感染症を予防する効果があることなどが書かれたチラシも添えられました。
学生たちが「おはようございます。歯と口の健康週間です」と声をかけながら歯ブラシなどが入った袋を差し出すと通りかかった人たちが受け取っていました。
山梨県歯科医師会の大森一令副会長は「単に虫歯だけではなく、口の中の健康全体を考えることが最近は重要視されています。毎日の歯磨きに加えて、歯科医院で定期検診を受けることが重要だと思います」と話していました。