「企業版ふるさと納税」で市川三郷町から企業に感謝状

いわゆる「企業版ふるさと納税」で市川三郷町に寄付をした企業に町から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、全国の自治体にふるさと納税の管理システムを提供している県外の企業で、この企業から市川三郷町に「企業版ふるさと納税」で寄付がありました。
「企業版ふるさと納税」は、地方創生につながる自治体の事業に企業が寄付した場合、法人税などが最大で寄付額の9割軽減される仕組みです。
22日は市川三郷町役場に関係者など10人が出席し、感謝状の贈呈式が行われました。
遠藤浩町長は「私たちが頑張っている姿をお見せすることが、寄付に対するプレゼントになると思っています」と述べ、感謝状を企業の中尾裕也社長に手渡し、中尾社長は「市川三郷町の誇れるまちづくり事業、子供たちの未来のために寄付させていただきました」と応えていました。
市川三郷町によりますと、町は昨年度10件の「企業版ふるさと納税」を受けたということです。
市川三郷町政策推進課の渡辺潤課長は「町として0歳児から18歳まで子どもたちの医療費の無償化に取り組んでいて、それに共感していただいたと考えています」と話していました。
今回の寄付は町の「子育て支援医療費事業」に充てられるということです。