山梨県内の大型連休中の観光客約105万人 去年より4万人増

ことしの大型連休中に県内の主要な観光施設を訪れた人の数はのべおよそ105万人と、去年に比べて4万人増えたことが県の調査でわかりました。

県は、大型連休中に県内の主な観光施設などを訪れた観光客の状況について毎年、調査を行っていて、ことしは先月27日から今月6日までの10日間で66地点を対象に調査しました。
それによりますと大型連休の期間中に観光施設を訪れた人の数はのべおよそ105万人で、去年に比べて4万人、率にして4.2%増えました。
圏域ごとにみると、山梨市や笛吹市などの「峡東」では12.4%、富士吉田市や山中湖村などの「富士・東部」では9.9%、増えるなど、5つのうち4つの圏域で去年に比べて増えました。
また、地点ごとでは外国人観光客の入り込みが好調なこともあり、最も多かったのが「道の駅富士吉田」で11万4346人、次いで甲府市の稲積神社で行われた「正ノ木祭り」に8万8000人などとなっています。
県は「県内を観光で訪れる人はコロナ禍前の水準に戻りつつある。県内には自然や文化など観光資源が豊富なことをアピールするとともに、高付加価値化を進めて国内外からの誘客にさらに力を入れていきたい」とコメントしています。