臨時休館の甲府市立図書館 21日再開 水道設備復旧の見込み

水道設備の故障で臨時休館になっている甲府市の市立図書館は、復旧のめどがたち、今月21日から再開することが決まりました。

甲府市城東の甲府市立図書館は、建物1階にある貯水槽から館内に水を送る電動式の給水ポンプが故障したため、トイレや水道が利用できなくなったほか、水を循環させる空調設備も使えなくなり、今月3日から臨時休館しています。
その後、給水ポンプを新しいものに交換する工事が進み、復旧のめどが立ったため、今月21日から再開することが決まりました。
現在、図書館では、入り口に設けた臨時窓口で蔵書の貸し出しや返却などに限って受け付けていて、こうした対応は今月19日まで続けることにしています。
今回、故障した給水ポンプは現在の建物が完成した平成8年に設置されたもので、老朽化などに伴い、ことし夏ごろの交換を予定していたということです。
甲府市立図書館の青木由加里館長は「利用者の皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。21日からは通常どおり利用できるので、お越しいただければと思います」と話しています。