都留文科大学 新しい校舎の起工式

地域の人たちと交流しながら学生に学びを深めてもらおうと、都留市の都留文科大学は新しい校舎を建設することになり15日、起工式が行われました。

都留市内で行われた起工式には、都留文科大学や工事の関係者などおよそ30人が参加しました。
式では神職が祝詞を読み上げ、関係者がくわ入れをして、工事の安全を祈願しました。
このあと、都留文科大学の加藤敦子学長が校舎の概要について説明しました。
それによりますと、鉄骨造りの2階建てとなる新しい校舎は、大学のキャンパスから北へ400メートルほど離れた都留市の市有地に建てられます。
市民も訪れやすいよう、イベントなどで活用できる多目的室や、飲食できる交流スペースなどが設けられ、建設にかかる費用はおよそ7億5000万円だということです。
大学では、学生と地域の人たちがこれまで以上に交流することで、学生が学びを深めることができる拠点となることを期待して、この新しい校舎の建設を決めたということです。
加藤学長は「地域の皆さんとの交流拠点としていきたいし、交流を通して学生の学びの場、成長する場にしたい」と話していました。
新しい校舎は今年度中に完成する予定で、供用開始は来年度を見込んでいます。