大型連休 中央本線の特急利用客 コロナ感染拡大前を上回る

新型コロナの5類移行後初めて迎えたことしの大型連休中、中央本線の特急列車を利用した人は、感染拡大前を上回ったことがJRのまとめで分かりました。

JR東日本八王子支社によりますと、先月26日から6日までの11日間に、中央本線の特急列車の上下線を利用した人は、あわせておよそ34万2000人でした。
これは、前の年に比べておよそ2万4000人、率にして8%増加したほか、新型コロナ感染拡大前の6年前の同じ時期を上回ったということです。
乗車率が最も高かったのは、下りは先月28日の午後0時7分甲府駅着の「かいじ15号」と、今月4日の午前11時14分甲府駅着の「かいじ11号」で、いずれも138%、上りは6日の午後2時55分甲府駅発の「あずさ34号」で129%でした。
ことしは新型コロナの5類移行後初めての大型連休で、JR東日本は、インバウンドの回復による外国人観光客の増加や、円安などを受けた国内旅行者の増加などが理由とみています。