西桂町の新しい庁舎 来月7日の開庁前に内覧会

西桂町の新しい庁舎が来月、開庁するのを前に、報道関係者向けの内覧会が開かれました。

西桂町にある庁舎は建設から50年以上が経過し、老朽化や耐震性に課題があったことから、およそ15億円をかけて2022年11月からいまの庁舎の隣の敷地に新しい庁舎の建設が進められ、25日は来月の開庁を前に報道関係者向けの内覧会が開かれました。
設計に建築家の隈研吾さんが関わった新しい庁舎は鉄骨2階建てで、天井や階段などには西桂町産のスギやアカマツなどの木材が使われているほか、町長室や会議室などの壁には、特産の織物が使用されています。
延べ床面積はおよそ1950平方メートルで、1階には税務住民課など5つの課の窓口が設けられ、2階はイベントなどで使われる多目的スペースや大会議室などがあります。
さらに、土日など役場が開いていない日でも来庁者に解放される「コミュニティースペース」が1階と2階に設けられ、町民の交流などに使われるということです。
現在の庁舎は来庁者などの駐車場として整備されるということで、新しい庁舎は来月7日に開庁します。
西桂町の山崎泰洋町長は、「町が発展していくランドマークとして、町民の皆さんに活用してもらいたいです」と話していました。