「おしろらんど」オープンから3年で記念イベント

甲府市が運営する子ども向けの屋内運動施設「おしろらんど」が24日、オープンから3年を迎え、記念のイベントが開かれました。

令和3年にオープンした甲府市の「おしろらんど」は、0歳から12歳までの子どもを対象に、屋内で壁をのぼって運動能力を高めたり、積み木遊びなどで手先を動かして遊んだりすることができる施設です。
24日はオープンから3年を祝うため、「おしろらんど」の“誕生日ケーキ”をつくるイベントが行われ、15組の親子連れなどが参加しました。
子どもと母親などは手をつないで直径6メートルの「パラシュート」と呼ばれる遊具の布を大きく揺らし、ケーキの材料に見立てたおもちゃのボールなどを混ぜました。
そして、「パラシュート」の下からいちごやキウイなどのフルーツのイラストで飾りつけられた直径1メートルほどの紙などでつくられたケーキが姿を現すと、子どもたちはうれしそうに駆け寄って、遊んでいました。
訪れた3歳の男の子は「ボールとか滑り台で遊んだ」と笑顔で話していました。
また、生後9か月の男の子を連れて訪れた20代の母親は「広いし、おもちゃも清潔感があって子どももうれしそうなので気に入っています」と話していました。
甲府市子ども応援課の浅川亜紀課長は「3年目を迎え、より一層、地域の中心街活性化も含めて、皆さんに愛される施設になれるよう取り組んでいきたいです」と話していました。