都留市 市有林の整備などに向け 企業や大学などと協定締結

都留市は、市が所有する山林の整備や林業体験のイベントの実施などに向けて、23日、ドラッグストアなどを展開する甲府市の企業などと協定を結びました。

協定を結んだのは、都留市とドラッグストアなどを展開する甲府市の企業「クスリのサンロード」、都留文科大学、南都留森林組合、それに市民向けの環境教育などを行う市内の一般社団法人です。
協定では、都留市上谷に市が所有する山林およそ0.3ヘクタールについて企業が、地元の野生生物などに詳しい都留文科大学の研究者から助言を受けながら植樹を行い、森林として整備することや、森林組合が作業の指導や周辺の草刈り、一般社団法人が林業体験のイベントを担うことなどが盛り込まれています。
都留市の堀内富久市長は、「持続可能なまちづくりに向けて連携を進めたい。市民が気軽に集える憩いとにぎわいの場所をつくることにつながると期待しています」と話していました。
また、※樋口俊英社長は、「生物多様性の保全と環境教育の場として、地域の関係者と一体になった森づくりを進めていきます」と話していました。
協定の期間は、23日から、5年後の令和11年3月までで、今後、植樹やイベントなどの具体的な内容や日程を検討するということです。