私立学校の新任教員が心構えなどについて学ぶ研修会 笛吹

県内の私立の小中学校や高校の新任の教員が、教員としての心構えなどについて学ぶ研修会が笛吹市で開かれました。

この研修会は、県内の私立の小中学校や高校で新たに教員になった人たちを対象に、山梨県私学教育振興会が毎年開いていて、23日、笛吹市内のホテルで開かれた研修会には、11校の新任の教員30人ほどが参加しました。
この中で、甲府市の学校法人で副理事長を務める講師が、私立の学校教員としての心構えについて講義を行い、私立学校は建学の精神に基づいて特色のある学校独自の教育を行えることや生徒数の減少が加速するなどの時代の変化に対応しながら、一人ひとりの生徒と向き合い指導を充実させていくことが大切であることなどを説明していました。
参加した教員たちは、講義の内容を書き留めながら真剣な表情で聞いていました。
参加した教員は、「先生と呼ばれる仕事は人の人生を左右するという話に感銘を受けました。あしたから責任をもって頑張ります」と話していました。
23日参加した新任教員の中には担任を務める教員もいるということで、県私学教育振興会では、今後も教育現場で生かしてもらうようさまざまな研修を実施するということです。