大規模災害発生時 支援物資配送で丹波山村と佐川急便が協定

大規模な災害が発生した際、支援物資の円滑な配送を目指そうと、丹波山村は、宅配大手の佐川急便と協定を結びました。

19日、丹波山村役場で行われた協定の締結式には、木下喜人村長と佐川急便西関東支店の鈴木将義支店長が出席し、協定書を取り交わしました。
協定では、佐川急便が所有する施設を村に提供し、支援物資の受け入れや避難所などへの配送を行うことや配送に必要なトラックや人員を提供すること、被災した人がどんな物資を求めているか情報収集を行うことなどが盛り込まれています。
佐川急便と県内の自治体がこうした協定を結んだのは、丹波山村が初めてだということです。
木下村長は、「今回の協定は、村にとってありがたいことです。災害は起きてほしくないが、発生した際に村民の安心感につながればと思います」と話していました。
また、佐川急便西関東支店の鈴木支店長は、「大きな災害があったときにも皆さんの役に立てればと思います」と話していました。