来春の小学校1年生向け 早くもランドセル商戦 昭和町

多くの学校が春の入学シーズンを迎える中、早くも来年の新小学1年生向けのランドセル商戦が昭和町で始まっています。

昭和町の商業施設に12日から特設されているのは、ランドセルの売り場です。
並ぶのは、来年の春に小学校に入学予定の子ども向けのランドセルで、およそ300種類が集められました。
売り場には家族連れが訪れ、子どもたちは気に入ったランドセルを試しに背負うと重さや感触を確かめていました。
担当者によりますと、最近はタブレット端末などが追加されて小学生の荷物は増える傾向にあるため、軽くて、たくさん物が入るランドセルが人気だということです。
売り場ではまちの部分をより広くして収納できる量を増やしたタイプやかぶせをなくしてファスナーで開け閉めをするタイプ、それに環境に配慮して再生ポリエステルを使用して軽さを重視したタイプのランドセルなど、ことしの新作も紹介されています。
また、かつては赤や黒だった色も、最近は淡い紫や黒地に赤のステッチを合わせるなど好みに合わせてさまざまなラインナップが用意されていて、価格は5万円から6万円ほどが主流だということです。
家族で訪れた女性は「まだ息子は3歳ですが、ランドセルがいくらぐらいなのかを知りたくて見に来ました。本人の持ち物なので、気に入り機能性を重視したものを選びたいです」と話していました。
イオンスタイル甲府昭和の阿部剛店長は「ランドセルは6年間使う仲間のようなものだと思うので、ご家族で足を運び、いい出会いをしていただきたいです」と話していました。